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ノーベル文学賞の作家
さて、押さえておきたい作家として次に紹介するのは、見事日本初のノーベル文学賞に抜擢された川端康成です。彼の代表作『雪国』は、現代のキャラクター小説に通じるかのような軽快な調子で描かれたストーリー性を重視した小説でした。今までになかった、近代的な感情の機微を描いた『伊豆の踊子』も、彼の代表作として名高い一作となっています。その弟子には、別項でも紹介する文豪三島由紀夫がおり、多くの交遊がもたれていたといいます。ノーベル文学賞受賞に最しても、川端か三島か、という意見が分かれる中で、川端が三島に頼んで自分を推してもらったという経緯があったとも言われています。そうしてノーベル文学賞にまで登り詰めた川端の最期は、自殺でした。その理由はまだハッキリとは分かっていませんが、幾つかある説には、老いを恐れたことや、気に入っていた家事手伝いの女性がやめてしまったこと、あるいは弟子である三島由紀夫の衝撃的な自殺に影響を受けたという話もあります。いずれにせよ、小説家の自殺率の高さには、少々目を惹かれるものがありますね。
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